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薬価制度見直しで半額?がん新薬「オプジーボ」まとめ

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opjibo

期待のがん治療薬

今までの主ながんの治療といえば、手術、放射線、抗がん剤などがあげられますが、今までとは違う全く新しいタイプの薬が2014年に登場しました。

欧米では、がん細胞に特有の物質を見つけ攻撃することで、それ以上の分裂や増殖を防ぎ、あとは自分の免疫でがんを倒そうという薬(分子標的薬)が多くなってきています。

ここからもわかるように、がんとは免疫の病気だとする見解が広まってきているのです。

そうなると、抗がん剤では治療に限界が出てくるのも納得できますね。免疫を正常に機能させたり、強化したりすることが決定的な治療になるというわけです。

新しいコンセプトの抗がん剤、オプジーボは日本で生まれ大きな期待を集めています。

オプジーボとは

オプジーボとは免疫チェックポイント阻害薬です。

人の体内には免疫細胞がいて、その中のT細胞が中心となりがん細胞を攻撃してくれるのです。

しかしがん細胞には攻撃されないようにするためのPD-L1という物質を作り出し自らを守ります。

この物質が免疫細胞に攻撃できないようブレーキをかけてしまいます。攻撃できなくなってしまうとがん細胞は増えていってしまうのです。

これが免疫チェックポイントなのです。

そのブレーキがかからないように免疫機能をアップさせ、がん細胞を攻撃する力を高める薬がオプジーボなのです。

日本にてオプジーボの最初の保険適用となったのはメラノーマ(悪性黒色腫)という皮膚がんの一種が最初です。

続いて肺がんの一部にも適用が広がり、腎臓がんにいたります。

オプジーボの効果と副作用

進行メラノーマと診断された患者の5年生存率はわずか16.6%だったのに対し、オプジーボの場合は35%に。再発した非小細胞肺がん患者の1年後の生存率は既存の抗がん剤の24%に対し、オプジーボは42%と倍近くのびました。

高い治療効果が期待できるようです。

オプジーボは基本的に手術ができない患者さんに対して、静脈からの点滴注射で行われる治療法です。

がんの種類は問わず、末期からでも使用できるという利点があります。

そして今までの抗がん剤治療のように正常な細胞までも破壊してしまう心配がないのが特徴です。

またそういう意味では副作用が少ない薬剤ともいえます。

抗がん剤の副作用としてよくなどいわれる脱毛や爪の変色などはあまり聞かれませんが、もっとも多いのはかゆみの症状です。

頻度は少ないですが、間質性肺疾患、重症筋無力症、大腸炎や重度の下痢、1型糖尿病、肝機能障害、甲状腺障害、神経麻痺等の報告もあります。

発熱、息切れ、しびれを感じた場合はすぐに主治医に相談したほうがいいでしょう。

オプジーボ問題点

なんといっても高額なことでしょう。

当初、適用患者は少数と見込まれ高額に設定されたようです。

100ミリグラム約73万円で、患者一人につき月額の薬剤費が約290万円、年間なら約3500万円にもなってしまうのです。

日本では保険適用されれば、高額療養費制度の対象になるので患者の自己負担額は抑えられるのですが、医療費が増大して、財政が悪化すると心配の声もあがっているのも事実です。

実際、肺がんと腎臓がんにも保険適用となり、患者数が拡大しています。

オプジーボまとめ

2017年2月から値下げになり半額になることがきまったオプジーボ。

今のところ保険適用されているのは皮膚がん、肺がん、腎臓がんのみです。

保険適用外のがんの場合は自費で支払わなくてはなりません。

半額とはいえやはり高額になってしまいます。

開発元の小野薬品は血液のがんや、頭頚部のがんへの適用も申請しているようです。さまざまながんが保険適用になるといいですね。