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頭頸部癌ってどんな癌なの?

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頭頸部がんとは

頭頸部とは脳の下から鎖骨までの範囲のことをさします。主に鼻、のど、口、耳などにできる悪性の腫瘍を頭頸部がんといいます。脳や脊椎、目の疾患は頭頸部がんには含まれません。聞き慣れない頭頸部ですが、食事や呼吸、発声や味覚、聴覚など生活するうえで非常に重要な部分なのです。

頭頸部がんの種類と症状

頭頸部がんとひとことでいってもその中で部位によっていくつかのがんにわかれます。種類をみてみましょう。

・口腔 ─ 口腔がん(舌、歯肉、口腔底、頬粘膜、口蓋)

口の中にしこり、または治りにくい潰瘍が存在します。舌の痛みやしみる感覚、出血もみとめられます。
        

・咽頭 ─ 咽頭がん(上咽頭、中咽頭、下咽頭)

鼻づまりや耳の閉塞感、扁桃腺の腫れ、飲み込むときの痛みや違和感など発生箇所によって症状は異なります。
        

・喉頭 ─ 喉頭がん

声枯れ、飲み込み時の痛み、違和感があります。
        

・鼻副鼻腔 ─ 上顎がん(上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞)

鼻づまりや、鼻血、歯の痛み、頬の腫れやしびれなどの症状があらわれます。

・聴器 ─ 外耳がん、中耳がん

耳漏れ、耳出血、めまいなどがでてきます。
        

・唾液腺 ─ 唾液腺がん(耳下腺、顎下腺、舌下腺)

耳下部や耳前部の腫れ、顔面神経麻痺などの症状があらわれます。

・頸部 ─ 甲状腺がん

頸にしこりをふれることがあります。

頭頸部がんの原因と傾向

頭頸部がんは他のがんと比べると少ないのが特長です。人口10万人に対して代表的な頭頸部がんのうち口腔咽頭がんは約10人、喉頭がんは約3人、甲状腺がんは約10人と 全てのがんの5%程度と考えられています。中高年層の男性に多く発症しますが女性や、若いひとも例外ではありません。飲酒と喫煙が大きなリスクとなっていることがわかっています。

頭頸部がんの治療

頭頸部のどの部分に発生したものか、病期、年齢や全身状態によって治療法は異なってきます。

・手術療法

外科的な方法でがんをとりのぞきます。がん全体と周囲を取り除く「局所切除術」、頸部のリンパを含めた組織を切除する「頸部郭清術」などの方法があります。また手術で失った部分を補うための再建手術を行うことがあります。

・放射線療法

頭頸部の臓器の温存のために多く取り入れられている方法です。X線や高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を狙い、攻撃するものです。治療後の見た目や発声、飲み込みなどの低下が少ないことがメリットです。手術と併用されることもあります。

・化学療法

抗がん剤での全身治療となります。近年では、がんに直接ピンポイントで抗がん剤を注入することができるようにもなってきています。

頭頸部がんの予防

飲酒量を適度に保つことと、禁煙が最も有効だとされいます。頭頸部がんがわかってから、喫煙を続けた場合は治癒が遅れ、再発の可能性がとても高くなることがわかっています。

頭頸部外科

頭頸部を専門とした医療機関です。主に頭頸部(頭骨、顔面、頸部)の疾患に対し治療を行ってくれます。上記の頭頸部がんに加え、悪性リンパ腫、軟部組織の肉腫、頸部への転移性腫瘍なども対象となります。頭頸部領域は生活する上で大切な役割をはたすところばかりです。顔面の治療も含まれるため、頭頸部外科医だけでなく、形成外科医なども一緒に治療を進めていくことがあります。