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末期がんの痛みと緩和ケアについて

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がんはある程度進行すると、痛みが出てきます。末期がんと診断された人たちの約8割の人がその痛みを激痛と感じたというデータがあります。

がんは痛いものという認識が広まっている中で、その痛みとどのように向き合っていくのかが末期がん患者の重要なポイントと言えます。

そのような中で、近年耳にすることが増えてきた緩和ケア。がんの痛みと緩和ケアの関係とはどのようなものなのかをみていきたいと思います。

末期がんとは

がんはステージで分かれています。最も初期のステージを0またはⅠとし、そこからテージⅡ、Ⅲ、Ⅳと進んでいきます。

ステージはがんの広がり方や転移によって決められていきますが、一般的に末期がんはステージⅣに分類されます。

がんは初期のステージ0、Ⅰであれば80%~90%の5年生存率、寛解が期待できます。

しかしながらステージⅣでは5年生存率は20%~10%以下にさがり、手術が不可能に近く、完治の見込みが低くなります。

またそれ以外に症状や予後の見解によって、予後が半年というところから末期がんとする場合もあるようです。

(参照:末期がんから奇跡の生還を果たした人々

末期がんの症状

末期がんの症状は、がんの場所によっても違いがありますが、末期ということは他の臓器に転移をしているということもあり、本来がんができた場所とは別のところで症状が出ることも多いものです。

すべてのがんに共通して現れる症状として、体重減少、痛み、腹水などがあげられます。その中でも痛みに関しては、骨に転移した場合に感じることが多いようです。

腰や背中の痛み、肋骨になどへの転移の場合は息苦しさもあります。

末期がんの痛み

がんの痛みの原因として、がんの進行によるものがほとんどといえます。がん自体が周囲の組織に浸潤することでおこるものです。骨に転移することで、骨膜への刺激や骨折などが起こり、痛みを感じます。

胃や腸など内蔵にがんが広がった場合には、消化器官の動きが悪くなり、腹痛が起こります。また脳に転移した場合には頭痛が起きます。

そしてがんが広がり、神経が圧迫される場合には激しく、しびれたような痛みが起こることもあります。これらのがんの痛みは慢性的で強いことが特徴とされています。

このような末期がんの痛みは、がんを患った人たちの恐怖であり苦痛となっています。

しかし、最近ではこの痛みを我慢することなく、痛みを改善することで末期がんでも最後まで自分らしい生活を送れるような治療もあるのです。

緩和ケアとは

緩和ケアという言葉を聞いたことがあるでしょうか?緩和ケアの定義としては、がんになってからも自分らしく過ごすための援助といえます。

痛みがひどいときには、痛みをとることを。気分が落ち込むときには心のケアを。体だけでなく、心のケアまでも行うことが緩和ケアと言えるのです。

つまり、がんの患者にとってつらいといえることを少しでも和らげることを目的としたものなのです。がんだからといって色々な症状を我慢する必要はありません。

そのため緩和ケアとは、末期がんだけのものではなく、がんと診断されたその時から、がんの治療と共に始めるべきものなのです。

未だ記憶に新しいですが、乳がんで亡くなってしまわれた小林麻央さんもまた、quality of life(QOL)クオリティオブライフの向上のために手術を受けました。

がんの治療を目的とした手術ではなく、QOLの向上のための手術も緩和ケアのひとつといえるます。

(参照:小林麻央さん(乳がん)

末期がんの痛みと緩和ケア

緩和ケアでも最も多いものとしては、やはりがんの痛みを和らげてほしいというものです。末期がんでは全身が痛むこともあり、その痛みは患者にとってとてもつらいものだからです。

その痛みは、患者さん本人しかわからないものです。どんな痛みでも我慢せずにできるだけ細かく痛み種類などを説明できるといいでしょう。

例えば、【痛みの場所】【痛む時間】【痛みの種類】【痛みの強さ】などの情報を主治医に伝えることで、自分の痛みに合ったケアをしてもらえます。

痛みのケアには様々な方法があります。

痛み止めを使用する

まずは内服薬で効き目の優しいものから段階的に使用します。効果を見ながら徐々に強いものに切り替えていきます。

時間を決めながら、薬が切れて次の痛みがくる前に服用するなど患者さんが自分の意志で使用することが可能です。

鎮痛薬では抑えられない痛みには、モルヒネが使用されることがあります。モルヒネは医療用の麻薬として知られています。

麻薬という言葉から常習性や依存症などを心配する声もありますが、医療用に様々な種類のもがでてきているようです。

神経をブロックする

痛みの神経を局所麻酔剤で行う場合と、神経破壊剤を使用する場合があります。がんの痛みには神経破壊剤を使用するのが一般的です。

神経破壊剤を使用すると数ヶ月から1年程度の効果を得ることができます。

放射線治療や骨セメント(経皮的椎体形成術)の手術

骨などに転移したがんは非常に痛みが強く大きな負担になるため、放射線を当てることがあります。

また経皮的椎体形成術(骨セメント)などで痛みを抑えることも可能です。

上記のように痛みを緩和するためのケアだけでも多くの方法があるのがわかります。
痛みの緩和ケアでどの程度まで痛みがとれるのでしょうか。理想は全く痛みがなくなることですが、少しずつ段階をふんで様子を見ながら進めていくことが重要です。

まとめ

またがんになってしまうと将来を悲観して、うつ状態に陥ってしまう人もいます。そのような場合には、精神科や心療内科を受診するとともに、抗うつ剤や抗不安薬などを服用することもあります。

痛みの緩和ケアに加えて心のケアを行うことでがんと向き合い、QOLを保つことが可能になるのです。